ふたりと2匹

新米夫婦と、麦としっぽ

夫婦で家事の分担はするべき?分担しない派の我が家の理由

結婚して2人の生活を始めるにあたってまず自分の中で考えたこと。それは家事の分担を夫とするべきかどうか。共働き夫婦では家事を分担したり、当番制にしたりというのをよく聞く。だがしかし、それは我が家でできるのだろうか?

 

基本スペック

私と夫の基本スペックは以下の通りだ。

学生時代は飲食店バイトを4年経験。牛丼屋、カフェ、居酒屋等で主に厨房だったため料理はある程度得意。一人暮らし経験は2年。ひと通りの家事をルーティンでこなせる。

仕事は週5フルタイムの事務職。土日祝日は休み。

学生時代の飲食店バイト経験はカフェで2年。生まれてから結婚まで実家暮らし。家事は単発でできる。料理、お風呂掃除や洗い物など。

仕事はイベント系会社と知人経営のバー手伝い。基本土日休みだが時に長期出張あり、バー手伝いは夕方から早朝までのため生活リズム不規則。

 

この時点までですでに、確実に私の方が家事遂行レベルが高いことが推察されるのである。

加えて、さらに重要となるのがお互いの家事への熱量(モチベーション)である。

私はわりと大雑把だが、ゴミはゴミの日にちゃんと出したいし、洗濯物や洗い物が山積みだとストレスが溜まるし、料理はできるだけ自炊してバランスよく食べたい。対して、夫はかなり(よく言えば)大らかなタイプであり、家がどんなに散らかろうが、洋服がこまめに洗濯されてなかろうが、風呂の水が何日も替えられていなかろうが、全く気にしない。毎日カップ麺やウーバーイーツでも全く問題ないタイプである。

 

このスペックを踏まえて、家事を分担した場合のメリットデメリットを考察していく。

 

家事分担シュミレーション:我が家の場合

× 同量の家事分担や担当割り振りは無理

ふたりの家事遂行レベルに差があるため、家事を50%ずつ割り振ることは不可能。←夫に負担がかかる、もしくは遂行できない可能性が高い。平等とは、必ずしも同量の仕事を割り振ることではない。個人の力量とのバランスが大切なのだ。

この点、私にとって不満はないが、懸念は一度決定した割合を変更することは困難なことだ。例えば、私:夫=7:3で初期設定した場合、仮に夫の家事遂行レベルが上がったとしても、4:6もしくは5:5の割り振りに変更するには彼の承諾を得るための交渉が必要になるだろう。

○ 担当する家事以外は(原則)ノータッチでOK

当然のことながら、担当家事以外についてはやらなくてOKである。例えば、お風呂掃除と洗い物、ゴミ出しを夫に割り振ってしまえば、金輪際掃除をすることなく綺麗なお風呂に入れるし、食器は自動的に洗われ、ゴミ出しのために早起きすることはなくなるということになる。

× 担当家事は(原則)やらなくてはならない

これも当然のことながら、担当した家事は自分が100%やることになる。つまり、炊事を担当した場合は、残業して疲れて帰宅したときに、先に帰宅していた夫に「お腹すいたー。ご飯まだ?」と言われてもキレてはいけない。自分の職務を全うする必要がある。(ここではこの夫の態度は人としてどうかなどという議論は無しとする)

× 相手が担当家事をできていないときの不満

ここが私にとって最大の問題だ。仮にお風呂に入りたいのに一向に風呂掃除がされない場合、どうしたら良いのか。当然、夫を急かすだろう。揉め事の種の発生である。もしくは、諦めて自分でやるだろう。本来やらなくても良いことをやったということで、なんだか損した気持ちだ。こちらも蓄積すると揉め事の種となりうる。

× 自分が担当家事をできていないときにクレームが来る

先ほどの例を夫の立場で考えてみる。まだ時間も遅くないし風呂掃除は後でやろう、と思っていたところ「早くお風呂に入りたいけど、掃除まだやってないよね?」とクレーム。いや後でちゃんとやるつもりだったのに。そんなに早く入りたいなら、入りたい人がやればいいじゃん、というモヤモヤが生まれる。妻が風呂掃除をしてくれたものの借りができた感が満載だ。

 

少し想像しただけでもデメリットが多すぎる。これでは間違いなく争いごとが勃発するだろう。脳内シュミレーションの結果、私は我が家では家事を分担しないという決断を下した。

 

家事を分担しない生活

分担しない結果、どうなったか。結論から言えば、家事の8割くらいは私がやり、2割を夫がやっているという具合だ。でも私はさほど不満は抱えてはいない。シンプルにやりたい方が、得意な方がやれば一番効率が良い。

夫には言えないが、私は夫の家事遂行能力を中学生男子レベルと見ている。男子中学生が家事を頑張ってお手伝いしている、と思えばまぁ割り切れるものだ。

当然、手が回らない時には協力のお願いをしているし、夫も割と察しが良いのでお手伝いしてくれる。ただひとつ注意点。ここで御法度なのが、「察してほしい」という要求である。これはさまざまな夫婦喧嘩の火種となりうるので注意したい。うまくやっていく詳しいコツについては、また機会を改めて書きたいと思う。

 

結局は夫婦ごとのケースバイケース

長々と書いてきたが、結果的に我が家は家事を分担せずうまくやっている。世間では、男女平等!家事は女性だけの仕事じゃない!などと叫ばれる昨今だけど、当然個人の能力やバックグラウンドに差はあるし、結局はケースバイケースなのだ。

もしも結婚前、同棲前で家事の分担はどうしようかと悩んでいる方がいたら、どうか周りや世間の意見には流されず、自分達ならどうなるかをシュミレーションしたうえで考えてもらいたい。

 

まぁしかし、私も切なくなるときはある。知人の会話の中で「うちは家事は半々に分担してるよー」「洗い物は手荒れするから、ぜんぶ夫がやってくれるの」などという話をわりとよく聞くのだ。現代を生きる夫達は優秀な方が多い。

うちの夫がそのレベルに達する日は来るのだろうか。遠い未来に期待しつつ、とりあえず今日の家事は私がこなそう。

夫よ、せめて飲み終えたピルクルの紙パックぐらいは、放置しないで自分で洗ってね。

 

おわり